使用上の注意

相談すること

  1. 次の人は服用前に医師または薬剤師に相談してください。 医師の治療を受けている人
  2. 次の場合は、直ち服用を中止し、この外箱を持って医師又は薬剤師に相談してください。
    1ヶ月位服用しても症状がよくならない場合
成分

本品は、センブリ Swertia japonica Makino(リンドウ科)の開花期の全草を乾燥したものです。

効能・効果

胃弱、食欲不振、胃部・腹部膨満感、消化不良、食べ過ぎ、飲みすぎ、胃のむかつき

用法・用量

大人(15歳以上)は、1日1.5gを水約300mlで約半量になるまで煮つめ、かすを取り去り、食前または食間3回に分服、あるいは熱湯中に浸して振り出し、その振り出し液を服用してください。
●用法・用量に関連する注意
(1)用法・用量を厳守してください。
(2)15才未満の小児には服用させないでください。

保管及び取り扱い上の注意
  1. 直射日光のあたらない、湿気の少ない涼しい所に保管してください。
  2. 小児の手の届かないところに保管してください。
  3. 他の容器に入れかえないでください。(誤用の原因になったり、品質が変わるため。)
 センブリ 当薬 トウヤク 【第3類医薬品】(  リンドウ科 : 越年草 : 草丈  5〜25センチ : 花期  9〜 11月  )
用い方 日本では主に苦味健胃薬(くみけんい)として消化不良、食欲不振、胃痛、腹痛、下痢などに用います。
乾燥した全草を粉末にして、1日3回0.03〜0.15グラム(耳かき一杯ぐらい)を内服します。
煎剤として使用する場合は、乾燥したセンブリ1〜2本をそのまま折って、茶わんにいれ、熱湯を注ぎ、苦味成分が溶け出してから、冷やして飲みます。2〜3回使用できます。
又、センブリには、毛根を刺激し、発毛効果を現す作用があり、50パーセントのアルコールに約5パーセントの割合でセンブリ粉末を入れて、1ヶ月ぐらい冷暗所においたものを、マッサージしながら患部塗布します。
浸液の作り方:当薬(とうやく)15グラムとホワイトリカー0.2リットルを漬けて密栓して冷暗所に2〜3ヶ月保存し濾(こ)した液を塗布します。
軟膏の作り方:ワセリン・パラフインを溶かせて、沸騰したお湯の上に置いて、二重鍋にして、センブリの粉末・乾燥を15〜30分煮だしして、ガーゼに入れて絞りだします。
塗布:センブリの全草とトチノキの実の皮を取り除いた煎液を、水虫、皮膚炎、美肌、しみに塗布
中国ではセンブリと同じ仲間のものを「利胆草」と称して急性黄疸性肝炎、胆のう炎に1日量10〜15グラムを煎剤として用いています。胆汁(たんじゅう)、膵(すい)液の分泌促進や鎮痛作用、抗炎症作用があることも知られています。
センブリは、ドクダミ、ゲンノショウコなどとともに日本の民間薬の代表的なものです。
50g  3300円(税抜) ご注文はこちらへ