ウット【指定第2類医薬品】の特徴
ウット
12錠 1,314円 税込1445円 ご注文

商品紹介

複雑化する現代社会に伴い、色々なことで神経を使うことが多くなっています。
このようなストレスによって、様々な神経症状を引き起こすことが知られています。
ウットは、精神の興奮や神経衰弱などの鎮静を目的とした薬です。

医薬品の販売について


●使用上の注意
■■してはいけないこと■■
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)
1.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないで下さい
他の鎮静薬、かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、抗ヒスタミン剤を
含有する内服薬等(鼻炎用内服薬、アレルギー用薬等)
2.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないで下さい
(眠気等があらわれることがあります。)
3.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けて下さい
4.服用前後は飲酒しないで下さい
5.過量服用、長期連用しないで下さい
■■相談すること■■
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)高齢者。
(4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(5)次の症状のある人。
排尿困難
(6)次の診断を受けた人。
緑内障
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を
中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい

[関係部位] [症 状]
皮 膚 : 発疹・発赤、かゆみ
消化器 : 吐き気・嘔吐、食欲不振
泌尿器 : 排尿困難

3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強
が見られた場合には、服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下
さい
口のかわき、眠気
4.5~6回服用しても症状がよくならない場合は、服用を中止し、この文書を持っ
て医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい


●効能・効果
頭痛、精神興奮、神経衰弱、その他鎮静を必要とする諸症


●用法・用量
1日1~3回食後に服用して下さい。
〔年 齢〕 大人(15才以上)
〔1回量〕 1錠

〔年 齢〕 15才未満
〔1回量〕 服用しないこと

(1)用法及び用量を厳守して下さい。
(2)錠剤の取り出し方
錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して、裏面のアルミ箔を
破り、取り出してお飲み下さい。(誤ってそのまま飲み込んだりすると食道粘
膜に突き刺さる等思わぬ事故につながります。)


●成分・分量
本品1日量(3錠)中
ブロモバレリル尿素・・・・・・・・・・・250mg
アリルイソプロピルアセチル尿素・・・・・150mg
ジフェンヒドラミン塩酸塩・・・・・・・・・・25mg

添加物として乳糖、トウモロコシデンプン、ステアリン酸Mgを含有します。


●保管及び取扱いの注意
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管して下さい。
(2)小児の手の届かない所に保管して下さい。
(3)他の容器に入れ替えないで下さい。
(誤用の原因になったり品質が変わることがあります。)
(4)使用期限(外箱に記載)を過ぎた製品は服用しないで下さい。


●お問い合わせ先
伊丹製薬株式会社 お客様相談室
滋賀県高島市今津町下弘部280番地
0740-22-2059
受付時間:9時から16時30分まで(土、日、祝日を除く)

ストレスを発散しようにも、過度のストレスがかかった状態では発散できる物事も限界があり、心が落ち着かない状態になってしまいます。仕事、家事、勉強など様々な悩みをかかえ、忙しさから発散する時間もないという方もいらっしゃるでしょう。

ストレスによる頭痛やイライラなどの症状を和らげる目的の「ウット」。「ウット」には、主としてブロモワレニル尿素が含まれています。ブロモワレニル尿素は脳の神経を鎮め、不安緊張を和らげてくれ、ストレスから起こる頭痛の改善も期待できます。その他にも、様々な成分が含まれています。
Q&A

ウットとの飲み合わせで気を付けるものはある?
主成分であるブロモバレニル尿素は、精神安定剤や抗うつ剤と併用すると作用が重複し、副作用が現れやすくなります。そのため精神安定剤や抗うつ薬を服用中の場合は、ウットの服用は避ける必要があります。

その他の成分のアリルイソプロピルアセチル尿素は、気持ちを鎮める効果がありますが、市販薬としてバファリンやイブやロキソニンSプレミアムにも含まれているため、こちらも作用が重複してしまう可能性があります。副作用の恐れがあるため、併用は避けるようにしましょう。

ウットは依存性はあるの?OD(オーバードーズ)は起こさないの?

ウットに含まれるブロモバレニル尿素とアリルイソプロピルアセチル尿素は依存性が高く、過剰服用や連用を起こす可能性があリます。依存性などの観点から、アメリカでは医薬品としてブロモバレニル尿素の使用を禁止しているようです。
そのため、ウットの服用には注意が必要ということが分かります。OD(オーバードーズ)=過剰摂取を行うと、危険性は高くなります。服用する際は、用法用量を必ず守るようにしましょう。5〜6回使用しても症状が治まらない場合は服用中止し、医師に相談するようにしてください。

ウットは翌日まで効果が続くの?

ウットに含まれる塩酸ジフェンヒドラミンは抗ヒスタミン薬に分類されるため、アレルギー症状と脳の覚醒を抑える効果を示します。薬局やドラックストアで使われている睡眠導入剤の市販薬は、この塩酸ジフェンヒドラミンを50mg含んでいるものが多々あります。ウットは25mgのため配合量が半分となっており、睡眠作用は比較的弱めとなっています。
ただし、人によっては翌日まで眠気が続いたり、だるさが続いたりすることがあるため、運転の運転や機械操作は避ける必要があります。

ウットはパニック障害や吐き気には効果あるの?

ウットに含まれるブロモバレニル尿素は、医療用医薬品として睡眠薬、抗不安薬として使用されていました。ウットは、医療用医薬品で使用されていた含量に比べ量を抑えて配合されているため、軽度のパニック障害などには効果があると思われます。

ただし、ウットをそのような症状に使用する際は、連用は必ず避けるようにしてください。パニック障害や不安による吐き気が続くようなら、医師に相談し自身にあった薬を使用するようにしましょう。

仕事、家事、勉強、人間関係などで、様々なストレスがつきものです。ストレス発散しようにも、生活の忙しさから発散ができなかったり、ストレスが溜まっている意識がなくて、寝れない、イライラを強く感じたりなどで、より悩んでしまうという状態に陥ってしまうという方もいらっしゃるでしょう。

病院に通いたくても時間がない、病院に行くのに抵抗があって行けず、症状に悩んでいる方などは、ウットなどの市販薬を一度試してみることも手だと思います。

ただ、ウットに含まれるブロモバレニル尿素やアリルイソプロピル尿素は、依存性があるため服用には注意が必要です。長くても1週間以内の使用にし、症状が治まらない場合は病院に受診し、医師に相談するようにしましょう。
添付文書