製造元
中嶋生薬株式会社
京都府中京区二条通東洞院西入仁王門町29番地の2
TEL 075−231−2633

黄精 オウセイ           (ユリ科アマドコロ属:多年草:草丈 〜80センチ:花期 〜5月)

別名:ナルコユリ 鳴子百合

分布・生育場所
科名:ユリ科/属名:アマドコロ属
和名:鳴子百合/生薬名:黄精/学名:Polygonatum falcatum
ナルコユリは、丘陵地や疎林下などに自生して、群生している場合もあります。

採集と調整
ナルコユリの採取は、花の時期か、地上の茎葉(けいよう)が枯れる10月ころに、根を掘り取って、ひげ根を取り除き水洗いして天日で乾燥します。
肉質のために、スライスして乾燥されるようにすると早く乾燥します。
これを生薬(しょうやく)で、黄精(おうせい)といいます。
用い方

約5グラムから10グラムを水600ccから800ccの中に入れて弱火で15分から
20分程煎じて1日数回服用します。

オウセイに含まれている注目の成分・・・
粘液多糖質 
カルボン酸、アスパラギン酸、ニコチン酸など

ナルコユリ酒:根茎(こんけい)200グラムに砂糖を同量と、ホワイトリカー1.8リットルに漬け込みますが、熟成には6ヶ月以上かかります。
これをこして、1回量を200ミリリットルとして1日3回食間に服用します。

栽培:繁殖は、晩秋か春の芽だし前に株分けを兼ねて植え替えを行います。実生(みしょう)による場合には、春に保温した箱などに播種(はしゅ)して発芽 (はつが)後に畑などに植え替えます。
その他
黄精(おうせい)とは、中国産のカギクルマバナルコユリの根茎(こんけい)のことですが、日本では古くから民間薬として、 ナルコユリの根茎を、黄精(おうせい)として用いられてきました。
刻み 500g 7,400円(税抜) ご注文はこちらへ