製造元
中嶋生薬株式会社
京都府中京区二条通東洞院西入仁王門町29番地の2
TEL 075−231−2633 |
ナタマメ 白刀豆 鉈豆 (マメ科ナタマメ属:1年性蔓性:草丈
〜 センチ:花期 〜8月)
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別名:トウズ タチマメ 帯刀(タテワキ) ジャックビーンズ |
分布・生育場所 |
科名:マメ科/属名:ナタマメ属
和名:鉈豆/生薬名:刀豆(とうず)/学名:Canavalia gladiate
熱帯アジア原産、中国南部、インド、東南アジアで広く栽培
関東南部以西の暖地で栽培
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採集と調整 |
ナタマメの種子を、8〜10月ころに採取して、刻んで日干しにして乾燥させます。
これを生薬(しょうやく)で、刀豆(とうず)といいます。
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用い方 |
通常2リットルぐらいの容器に水約600mlを注ぎ、本品10〜15gを入れて弱火で加熱し、沸騰後約10分、弱火で煮だし、熱いうちにガーゼまたは茶こしでカスをこしてください。これをそのまま又は冷やして数回に分けてお茶代わりにお召し上がりください
ナタマメに含まれている注目の成分・・・
タンパク質(グロブリン系、カナバリン、コンカナバリンA,Bなど)
ウレアーゼ
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その他 |
ナタマメの名前の由来は、農業全書(のうぎょうぜんしょ・1697)で、刀豆を、ナタマメと読ませた。
また、本朝食鑑(ほんちょうしょっかん)にも、「わが国では、刀豆の字を、なたと読む。木を伐る刀を、なたと言うが、それがこの豆の形に似ているので、名
づけるのであろうか」という記述があります。
また、英名でも、剣の豆(Sword Bean・スオードビーン)の名があり、世界の人の見る目は同じなのか?と考えさせる
アジア熱帯地方原産で、中国南部、インド、東南アジアなど広く栽培されていて、江戸時代始めころに渡来したとされています。
「ジャックと豆の木」のモデルになった植物で、英語では「ジャックビーンズ」と呼ばれています
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