用い方 |
牛蒡根(ごぼうこん)は、食欲増進、胆汁分泌促進、発汗利尿(りにょう)に効き目があるとされていて、適量を煎じて服用します。
悪実(あくじつ)は、抗菌作用、血糖降下作用、血管拡張作用、弱い利尿、瀉下(しゃげ)作用などがあって、かぜの熱、せき、へんとう腺炎などに1日6〜10グラムを煎じるか、少し炒(い)って粉末にして3回に分けて服用します。
生の葉には胆汁分泌促進する成分が含まれていて、肝臓の病気に良いとされています。また、煎剤は湿疹、ただれに外用として用います。
にきびやおできには、セイヨウタンポポの乾燥根10グラムとゴボウの乾燥種子5グラムを0.5リットルで煎じて1日3回に分けて服用する
栽培:ゴボウは秋や春に年に2回も種子を撒いて栽培ができます。秋に種子を撒き、翌年6〜7月ころに市場に出る、新ゴボウは、細いものが多く、柔らかで、香気が多くて美味しく楽しめます。
また、この時期の若葉も美味しく、ヨーロッパなどでは、根を食用にしないで、ゴボウの若葉をサラダにして食べます。
また、春に種子を撒くと、翌年の夏に分岐して、その先にアザミに似た花が咲きます。
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