タンポポ根 蒲公英根 ホコウエイ (キク科:多年草 : 草丈 15〜30センチ :花期  3〜5月 )
用い方 薬用には、セイヨウタンポポも在来のタンポポも同様に用います。
ヨーロッパなどでもセイヨウタンポポは、健胃薬として重要な薬草のひとつです。
蒲公英(ぼこうえい)、蒲公英根(ぼこうえいこん)はともに、健胃、利胆、解熱、強壮などの多種多用の目的で広く用いられています。
蒲公英はきざんで1日量約10グラムに水0.5リットルを加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、食間又は食前に3回に分けて服用します。
蒲公英根(ぼこうえいこん)は、は全草より少なく1日量4〜5グラムとします。
蒲公英(ぼこうえい)、蒲公英根(ぼこうえいこん)は、乳汁不足の催乳にはスイカズラの花を乾燥させた、金銀花(きんぎんか)を同量混ぜて、煎じて用います。
民間では、全草を食べると食毒を消して、乳腫を治す効き目があるとされて用いられています。
春に伸びた若芽と花を摘み取り、ゆでてから充分水にさらしてアクを抜いてから、おひたし、あえもの、酢のもの、てんぷら、バター炒め、汁の実に使います。
最近は、抗がん作用の研究が行われて、効き目があることが薬理実験で証明されていますので、民間での利用目的が確かであることが証明されました。
漢方処方は、蒲公英湯(ぼこうえいとう)で蒲公英(ぼこうえい)、当帰(とうき・トウキ)、香附子(こうぶし)、牡丹皮(ぼたんぴ)、山薬(さんやく・ヤマノイモ)からなっていて、乳腺の発育不充分に用います。
にきびやおできには、セイヨウタンポポの乾燥根10グラムとゴボウの乾燥種子5グラムを0.5リットルで煎じて1日3回に分けて服用する
500g 3570円(税込)             本体価格 3400円 ご注文はこちらへ