内関(ないかん)

内関指圧のやり方

内関の探し方

手のひら側の手首のシワの中央に、反対側の手の薬指の先を当てる。そのまま、薬指・中指・人さし指をそろえて当てたとき、人さし指の先が当たるところ。両手首にある。
ポイント

●両手の内関をそれぞれ指圧してみて、圧痛の強い方を刺激する。左右差がわからなければ、両方指圧するとよい。
●めまいが起こっているとき、もしくはめまいが起こりそうなときに行うと効果的。
●持続的な症状の改善や予防のためには、やりやすい時間帯に、1日1〜2回行う。
●めまいなどに即効性を得たいときは、目安の時間や回数にこだわらず、症状が治まるまで指圧を続けてもよい。
●爪は短く切っておく。
●痛気持ちいい程度の力で押す。

指圧のしかた

@圧痛の強いほうの内関に、反対側の手の親指の先を当てる。人さし指(または中指)を、手首の親指側から回して内関の真裏に当て、親指と人さし指でギュッと挟むようにして手首を押す。
A押しながら、指先の方に向けてキュッと引っ張る。そのまま1分ほど押したら、押した箇所を少しもむ。これを3回ほどくり返す。