用い方 |
肩こり、筋肉痛、あかぎれ、打撲傷に松脂を患部に塗布します。松脂は粘着薬で松脂膏薬や軟膏などの原料になります。
マツの実、マツ葉は、低血圧症、冷え性、不眠症、食欲不振、去痰、膀胱炎、動脈硬化症、糖尿病、リューマチ、神経痛、健胃、疲労回復、心臓病などに松脂の粉末を酒にいれて飲用。 去淡には、2グラムの松脂と焼酎0.01リットルで溶かして水0.2リットルと砂糖3グラムを加えて飲用。 松葉酒は松葉(生松葉)を適量と焼酎を加えて1〜3ヶ月冷暗所において飲用。 ハチミツや黒砂糖を入れると飲みやすくなります。
また、生のマツ葉を煎じて、うがいをすると虫歯や口内炎治療の効果もあるとされます。マツには、松脂成分テルペン油の鎮痛作用とされています。 生の青いマツ葉を採取して良く洗い、半分くらいに折って、折った方から口に入れて、軽く噛みます。噛んだ後には吐き捨てます。それで、精神集中や歯の病気の予防になるとされます。これは、簡単ですから、一度試してみてください。
松葉の発酵酒は、新鮮な生の松葉を良く洗い、1升ビンに半分量程度をいれます。水を8分目くらい入れて、布のふたをします。晴れた日に太陽にあてて、曇ったら取り込みます。発酵して炭酸ガスが沸いてきますので。ときどきビンを注意して見ます。炭酸ガスが沸かなくなったら出来あがりです。約1週間程度です。 コップ1杯を朝晩飲用。5日ほどで飲みあげるようにします。カビには十分注意してください。
松葉ジュースは、青く新鮮な松葉10グラム程度の根元のさやを取り除いて水洗いします、水0.2リットルと皮をむいたレモン半分をジューサーに30秒程度かけます、ハチミツで甘味をつけてそのまま飲みます。バナナ、リンゴ、アシタバ、パセリなどを入れてブレンドしたジュースも味わいがあります。
マツの有効成分は、葉緑素クロロフィル(増血作用、血液浄化、血液中の不飽和脂肪酸溶解)、テルペン精油(ピネン、ジペンテン、リモネン含有成分・血液中のコレステロール除去し血液をサラサラにしてボケ、脳卒中、動脈硬化を抑制)、ビタミンA・C、ビタミンK、鉄分、酵素(血液の凝固、骨へのカルシウム沈着・老化を抑制し出血を防ぐ)
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