クコの実  ( ナス科 : 落葉性低木 : 樹高 1〜 2メートル : 花期  8〜 9月 )
用い方 クコ茶は、高血圧症動脈硬化に、乾燥した葉5〜10グラムを煎じて服用します。
万能薬草としてのクコは、ビタミンB1、B2、Cのほかにルチン、ベタインが豊富に含まれています。
ルチンは血管を強化する作用があり、高血圧、頭痛、肩こりに効果があるとされます。
また、ベタインは消化を促進して肝臓に脂肪が溜まるのを抑える働きをもち、血液を酸性からアルカリ性に変える働きがありますので、特に疲労回復に効果があります。
クコ酒:強壮、疲労回復には、クコ酒がよく、赤く熟した果実200グラムを水洗いして、よく水をきってから、同量の砂糖を加えてホワイトリカー1.8リットルに漬け、2〜3ヶ月冷暗所に保存します。毎日ワイングラスに1杯位飲用します。また、クコの全草を使用することもできます。
乾燥したクコの実の場合は、3〜6ヶ月以上熟成します。乾燥くこの実200グラムと同量のグラニュー糖、ホワイトリカー1.8リットルを冷暗所に置き3ヶ月くらいで布でこし、材料を引き上げて再度その実を同様に使用できます。これは古くから不老長寿の妙薬として知られています。
地骨皮(じこつび)は、血圧降下、血糖降下、解熱、たんきりに、乾燥した根皮10〜15グラムを煎じて、1日3回食前に服用します。
枸杞子くこし・果実)は、肝臓に作用するとされていて肝臓に脂肪がたまるのを防いだり、ホルモンの分泌を盛んにすることから、老人のクコの常用は老人病の妙薬とされています。
春に伸びた若葉は、さっとゆでて汁のみ、てんぷら、おひたしなどにします、また塩で味をつけて刻んで、ご飯に炊き込んだクコ飯は滋養強壮が期待できます。
生の新葉を良く洗い、葉をすりおろしてグリーンジュースにします。利尿、高血圧、滋養強壮によいとされます。
成分:ベタイン、β-シトステロール
果実の主成分:フィサリエン、カロチン、ビタミンB1,B12,C
根の主成分:シンナミン酸、プリシン酸
500g 1925円(税込) 本体価格 1834円 ご注文はこちらへ