からだのすみずみまで酸素や栄養を運んでくれる大切な役割を担っているのが血液。それだけに、その血液が滞った血行不順の状態になると、さまざまな病気を引き起こしやすくなってしまいます。漢方では、この状態を「オ血(おけつ)」と呼んでいます。中高年だけでなく、20代・30代でも、ストレスや食生活の乱れ、運動不足、喫煙、飲酒などが積み重なって、気づかないうちに進行していることがあります。
目の下にくまができたり、舌の裏の静脈が紫色に腫れたりしたら、それは「?血」かもしれません。頭痛や肩こり、めまい、動悸などのつらい症状が現れることがあります。「オ血」のサインを見逃さず、きちんと改善に努めましょう!