よくあるご質問
「葛根湯」、「銀翹散」、「柴胡桂枝湯」に「頭痛」の効能がありますが、どのように使い分けるのですか。
随伴する症状をご確認ください。さむけ、肩こり、筋肉痛が見られる場合は「葛根湯」を、のどの痛み、熱感が見られる場合は「銀翹散」、吐き気・食欲不振・下痢・だるさが見られる場合は、「柴胡桂枝湯」がよいでしょう。
「銀翹散」と「甘草湯」は、いずれも「のどの痛み」に用いますが、どのように使い分けるのですか。
発熱がみられる、舌の先が赤く、のどが赤く腫れて痛む場合は「銀翹散」を、このような症状がみられない場合は「甘草湯」を用います。
漢方かぜ薬について 効果的なのみ方はありますか。
銀翹散や五虎湯は、コップ1杯程度の「水」での服用をおすすめします。水の量が少ないと薬剤が溶けるのに時間がかかります。また、「のどが痛い」場合は、薬剤を口に含みゆっくりとのどを通すと、症状の改善効果が早く現れると言われています。
葛根湯や小青竜湯は、コップ1杯程度の「お湯」での服用をおすすめします。
かぜをひいたので漢方薬の服用を考えています。漢方薬には眠くなる成分は入っていますか。
かぜをひいたので漢方薬の服用を考えています。妊娠中に服用すると何か悪い症状は起こるのですか。
妊娠中は特別な状態にあります。妊娠中の服用に関しましては、どのような薬でも産婦人科の担当医師にご相談ください。
使用上の注意の「してはいけないこと」に、『3ヵ月未満の乳児は服用しないこと』と書いてあるのは、なぜですか。
生後間もない3ヵ月未満の赤ちゃんは身体が未発達であり、市販薬の服用は認められていません。