特徴
関節や筋肉の痛みに
漢方の古典といわれる中国の医書『金匱要略[キンキヨウリャク]』に収載され、関節や筋肉の痛みに対して使用されている薬方です。
麻杏ヨク甘湯の処方構成
麻黄 杏仁 甘草 ヨク苡仁
運動した後などに汗をかいたまま風に長い間あたったり、あるいは長い間冷えたところにいると、からだに強い冷えが生じ水分代謝および血液循環が悪くなり、神経痛や腰痛などの症状が起こります。
麻黄・杏仁はからだの冷えを温め血液の循環をよくする働きがあり、甘草とともに関節などに停滞している水を取り除きます。ヨクイニンは水分代謝をよくし血液のほてりを鎮めます。また、甘草とともに痛みを緩和します。
効能・効果
体力中等度なものの次の諸症:関節痛、神経痛、筋肉痛、いぼ、手足のあれ(手足の湿疹・皮膚炎)
成分
【成分】本剤3包(4.5g)中
麻杏ヨク甘湯エキス粉末 1,600mg(マオウ4.0g、キョウニン3.0g、カンゾウ2.0g、ヨクイニン10.0g)
添加物:ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール