八味地黄丸 はちみじおうがん 【第2類医薬品】
八味地黄丸
はちみじおうがん
15日分 2,850円
税込3135円 店頭にて
販売
八味地黄丸
はちみじおうがん
30日分 5,704円 税込6160円
こんな症状でお困りの方に
  • 排尿困難、頻尿
  • 腰痛、しびれ
  • 老人のかすみ目
    …などの症状がある方におすすめです。

◆附子(ブシ)
キンポウゲ科カラトリカブト、その同属植物の子根です。漢方的には「温補腎陽」「散寒」の作用があるとされています。
薬味:大辛 薬性:大熱
※ 本処方には合計8種類の生薬が配合されています。


処方解説
●「八味地黄丸」は、漢方の古典といわれる中国の医書『金匱要略[キンキヨウリャク]』に収載されている薬方です。
●疲れやすくて、四肢が冷えやすい方の頻尿、排尿困難、かすみ目、下肢痛などの症状に効果があります。

商 品 名 八味地黄丸料エキス顆粒
名 称 漢方製剤  八味地黄丸料エキス顆粒
       (ハチミジオウガン)
効 能 体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿でときに口渇があるものの次の諸症:下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、かゆみ、排尿困難、残尿感、夜間尿、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)、軽い尿漏れ
内 容 量 90包
用法・用量 次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
成人(15才以上)・・・1回1包
15才未満7才以上・・・1回2/3包
7才未満4才以上・・・1回1/2包
4才未満・・・服用しないこと
※ この医薬品の使用上の注意をよく読んで正しくお使い下さい。
成 分 成人1日の服用量3包(1包1.5g)中
八味地黄丸料エキス粉末・・・2,600mg
〔ジオウ2.5g、サンシュユ・サンヤク・タクシャ・ブクリョウ・ボタンピ各1.5g、ケイヒ・ブシ末各0.5gより抽出。〕
添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖を含有する。
商品区分 第2類医薬品
製 造 元 クラシエ薬品株式会社
使用上の注意 1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談すること
 (1)医師の治療を受けている人
 (2)今までに薬により発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
2.服用に際しては、説明文書をよく読んでください。
3.直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
4.小児の手の届かない所に保管してください。
5.使用期限のすぎた商品は服用しないでください。
八味地黄丸 中医学解説
【効能】 温補腎陽
【適応症】 腎陽虚の代表処方です。腰や膝がだるく力がない・知力減退・動作が緩慢・ふらつき・耳鳴・下半身や四肢の冷え・寒がる・嗜眠傾向・インポテンツ・尿量が少く頻回あるいは尿量過多・排尿に時間がかかる・排尿困難あるいは失禁・夜間多尿・遺尿など。舌質は淡白で湿潤・舌苔は白膩・脈は沈・尺脈が弱。 腎陰陽両虚:上記症状とともに、ほてり・口渇・いらいらなどの陰虚の症候もときにみられるものに使用します。
【類方比較】 六味丸:腎陰虚、虚熱の症状があります。
小建中湯:虚労(倦怠感が著しい)、裏急(腹壁が薄く腹直筋の上の方がつっ張っている)、尿異常なしなどの症状に用います。
桂枝加竜骨牡蠣湯:精力減退、多尿など腎陽虚の症状があります。腹部の動悸があります。尿異常はありません。少腹弦急、(気血不足、虚陽)
【解説】

腎・膀胱の働きが弱まり、水分代謝が悪くなり冷えや排尿異常が出てきます。さらに血液の循環も悪い為に脱力感・皮膚の乾燥・咽の渇きがおきてきます。

山茱萸は、腎・膀胱の働きを良くします。山薬で排尿異常をととのえ腰から下を温めます。

地黄・牡丹皮は、血液の循環を良くし 茯苓・沢瀉は、水分代謝を整えのどの渇きを止めます。附子・桂枝で、体を温め冷えを改善します。

【治療の現場から】

冷えが強いときには、人参湯などを合方します。
食欲不振、元気がない、気力がないなどの気虚の症候、あるいは八味地黄丸を服用して胃腸に負担がかかるときは、六君子湯・補中益気湯・人参湯などを合方します。
浮腫が強ければ、五苓散・苓桂朮甘湯などを合方します。

上腹部に比べ下腹部が軟弱無力の状態(臍下不仁)

腰痛倦怠・下半身が弱い

夜間排尿

※この目標に必ずしもこだわる必要はありません。
【使用上の注意】 熱のある人には使用しません。
【臨床応用】 脳溢血、動脈硬化症、腎性高血圧、腰痛、陰萎、精力減退、夢精、慢性腎炎、萎縮腎、膀胱炎、前立腺肥大、婦人科尿閉、帯下、脚気、腰痛、脚弱、糖尿病、倦怠感、多尿、頻尿、尿利減少、白内障
添付文書