特徴
軟便・下痢によく効きます
「半夏瀉心湯」は、漢方の古典といわれる中国の医書「金匱要略」に収載されている薬方です。
みぞおちがつかえ、ときに悪心、嘔吐があり、食欲不振で腹が鳴り、軟便や下痢の傾向のある人の、急・慢性胃腸カタル、醗酵性下痢、消化不良、胃下垂、神経性胃炎、胃弱、二日酔、げっぷ、胸やけ、口内炎、神経症などに効果があります。
半夏瀉心湯の処方構成
半夏 黄ゴン 生姜 人参 甘草 大棗 黄連
食べ過ぎや飲み過ぎ、あるいはそれに神経的なものが加わることで、みぞおちのあたりがつかえたりします。半夏は、自律神経を安定させます。生姜・甘草・大棗は、胃に停滞している水分を尿として流し、水分代謝をよくして、吐き気、ゲップ、腹鳴、下痢などの症状を緩和します。黄連・黄ごんは、胃の炎症を鎮める働きをもっています。黄連・黄?は人参とともに、みぞおちのつかえをとります。胃腸の調子を整えることによって、不眠を改善します。
効能・効果
体力中等度で、みぞおちがつかえた感じがあり、ときに悪心、嘔吐があり食欲不振で腹が鳴って軟便又は下痢の傾向のあるものの次の諸症:急・慢性胃腸炎、下痢・軟便、消化不良、胃下垂、神経性胃炎、胃弱、二日酔、げっぷ、胸やけ、口内炎、神経症
成分
【成分】本剤3包(4.5g)中
半夏瀉心湯エキス(4/5量) 3040mg(ハンゲ 4.0g、オウゴン・ショウキョウ・カンゾウ・タイソウ 各2.0g、オウレン 0.8g
添加物としてヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、二酸化ケイ素を含有する