特徴
腸の気の流れを改善します
中国の医学書「傷寒論」に記載されている薬方です。
お腹が張って痛み、頻繁に便意を催すにもかかわらず排便が困難な症状に効果があります。
桂枝加芍薬湯の処方構成
桂皮 大棗 芍薬 甘草 生姜
冷えにより内蔵の血液循環が悪くなり、腸の働きが悪くなって腹部が痛んだり腹が張ったりします。
芍薬が腸の血液循環をよくし、腸の働きを強め下腹部の痛み・渋り腹・お腹の張りを緩和します。桂枝・生姜が胃や大腸を温め腸全体の働きを強め、胃腸を丈夫にし同時に排尿の量を整えます。
効能・効果
体力中等度以下で、腹部膨満感のある次の諸症:しぶり腹、腹痛、下痢、便秘
※「しぶり腹」とは、残尿感があり、くり返し腹痛を伴う便意を催すものを指します。
用法・用量
次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
年齢 |
1回量 |
1日服用回数 |
成人(15才以上) |
1包 |
3回 |
15才未満7才以上 |
2/3包 |
7才未満4才以上 |
1/2包 |
4才未満2才以上 |
1/3包 |
2才未満 |
1/4包 |
用法・用量に関連する注意
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
1歳未満の乳児には、医師の診断を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させてください。
成分
【成分】本剤3包(3.0g)中
桂枝加芍薬湯エキス粉末M 1,600mg(ケイヒ・タイソウ各2.0g、シャクヤク3.0g、カンゾウ1.0g、ショウキョウ0.5g)
添加物:ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール