小青竜湯 しょうせいりゅうとう【第2類医薬品】
小青竜湯
(しょうせいりゅうとう)
15日分 4,350円 税込4785円 店頭にて
販売
小青竜湯
(しょうせいりゅうとう)
30日分 8,500円 税込9350円

特徴

●「小青竜湯」は、漢方の古典といわれる中国の医書『傷寒論[ショウカンロン]』に収載されている薬方です。
●うすい水様のたんを伴うせきや鼻水が出る方の感冒、アレルギー性鼻炎、花粉症などに効果があります。

成分

成人1日の服用量3包(1包2.0g)中、次の成分を含んでいます。
小青竜湯エキス・・・5,200mg
〔マオウ・シャクヤク・カンキョウ・カンゾウ・ケイヒ・サイシン・ゴミシ各3.0g、ハンゲ6.0gより抽出。〕
添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールを含有する。

効能

体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様のたんを伴うせきや鼻水が出るものの次の諸症:気管支炎、気管支ぜんそく、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症

用法・用量

次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
成人(15才以上)・・・1回1包
15才未満7才以上・・・1回2/3包
7才未満4才以上・・・1回1/2包
4才未満・・・服用しないこと

小青竜湯 中医学解説
【効能】 辛温解表・温肺化痰・平喘止咳・利水
【適応症】 寒冷によるうすい水様性の喀痰や鼻水、四肢や背部の冷え、または悪寒,頭 痛など感冒の咳吸 気管支炎、喘息、寒冷によるアレルギー性鼻炎に用いられます。
【類方比較】 五虎湯:咳嗽、喘鳴著明、口渇と発汗が著しい。(肺熱)
麻黄湯:咳嗽、喘鳴あり.発熱悪寒、体痛があります。
麦門冬湯:大逆上気、咽喉不利、咽がイガイガして、反射性の烈しい乾咳。(肺胃陰虚)。
【解説】

麻黄・桂枝・細辛は、悪寒、発熱、頭痛、身体痛などの表寒に対し、発汗・解熱に働いて緩解させます(辛温解義)。また、利尿に働きます(利水)。

麻黄・細辛・半夏・五味子は、鎮咳、痍の抑制に働く(止咳・化痰)。乾姜・細辛・桂枝・麻黄は、血管拡張により血行を促進し、体をあたためる(温肺)。

芍薬・五味子は、滋養強壮作用により体を滋潤、栄養する。麻黄は、気管支平滑筋のけいれんを緩解し、呼吸困難、喘鳴をしずめる(平喘)。

五味子も平喘に働く。芍薬・甘草は、筋けいれんを抑制する。五味子の収れんの効能と、乾姜・細辛の発散の効能を組み合わせ、相互の行き過ぎを抑える。

【治療の現場から】 喘息発作あるいは浮腫には、五虎湯と合方します。
元気がない、疲れやすい、食欲不振など気虚を呈するときには、六君子湯や補中益気湯を合方します。
アレルギー性鼻炎で透明の鼻水がある場合に麻黄附子細辛湯と合方します。
上腹部の胃のあたりである心下部ので振水音を訴える人が多い


※この目標に必ずしもこだわる必要はありません。
【臨床応用】 感冒・インフルエンザ・気管支炎・気管支肺炎・肺気腫・気管支喘息の発作期などで、表証をともなう寒痰の喘咳を呈するもの。あるいは急性腎炎の初期などで風水を呈するもの。アレルギー性鼻炎などにも用います。
添付文書