特徴1
4種の有効成分が痔による痛み・出血・はれ・かゆみにすぐれた効果を発揮します。
POINT
※ステロイド外用薬の使用に対して不安を感じていらっしゃる方へ
ボラギノールAシリーズに配合されているステロイド成分(プレドニゾロン酢酸エステル)は、体内で作られる副腎皮質ホルモンを化学的に合成した成分です。 ステロイド外用薬の中で効力の弱いランクに分類されており、適正に使用すれば、過剰に心配する必要はないとされています。
特徴2
体温ですみやかに溶け、患部に直接作用する製剤設計
効果の発現をよくするため、体温ですみやかに溶ける油脂性基剤「ハードファット」を使用しています。 刺激が少なく挿入しやすい油脂性基剤「ハードファット」が傷ついた患部を保護し、スムーズな排便をたすけます。
ボラギノールの3つのポイント
どのような痔疾用坐剤も、肛門内に挿入されると直腸膨大部に自然におさまります。しかし、肛門内側のいぼ痔やきれ痔(さけ痔)などは、直腸膨大部の少し下に位置する肛門に発生するため、坐剤挿入後に「溶けて」「拡がる」という一連の作用が求められます。
ボラギノールA坐剤は、上図のように
ことによって、これらの作用がすばやく行われて効果を発揮するよう製剤設計しています。
<参考>坐剤は患部に止まるものではありません
痔疾が発生する肛門は、非常に発達した内・外2層の括約筋で周囲を取り囲まれています。これらの筋肉には、適度な緊張を保って常時肛門を閉める作用があるため、この作用に逆らって、坐剤が痔疾患部に直接止まることはありません。挿入された坐剤は、直腸膨大部まで入っておさまるか、挿入が不十分な場合は、そのまま出てきてしまいます。
(1) 坐剤が外に出ないよう挿入直後の激しい運動はなるべく避けるようにしてください。
(2) 挿入後、異物感が残ることがありますが、坐剤が溶けるにしたがってなくなっていきます。
(3) 挿入後の排便時に油のようなものが出ることがありますが、これは油脂性基剤の溶けたものですから心配ありません。
坐剤は体温で溶けるように設計されており、31℃以上になると軟化・溶融します。正しい方向で保管していないと、溶融した坐剤が再固化した場合、変形してしまうのです。
1〜30℃で保管、直射日光は避けてください。
坐剤は、体温で溶けるように設計されていますので、1〜30℃で、直射日光の当たらない涼しい場所に外箱に入れて保管してください。
坐剤の先端が下になるように立てて置いてください。
下の図のように坐剤の先端(丸みのあるほう)を下に向け、立てた状態にして外箱に入れ、保管してください。
カバンまたはバッグの中などでは日差しを避け、放置はしないでください。
坐剤の先端を下に向け、カバンまたはバッグの中などに入れ日差しを避けてください。 停車中の車内などに放置しないでください。
・1〜30℃で保管、直射日光は避けてください。
・坐剤の先端を下に向け、立てた状態で保管してください (外箱の「」マークをチェック)。
・冷凍庫では保管しないでください。