不容(ふよう)
場所は、みぞおちの中央に人さし指を当て、指3本分ほど下がった左右の斜めの位置。
みぞおちの付け根に、肋骨のカーブの頂点があります。そこから肋骨に沿って指3本分下がったところに「不容(ふよう)」は位置しています。。
中指の腹をツボに当て、体の中心に向かってゆっくり、優しく押します。軽めの気持ちいいタッチで、左右同時に行って。
中カンとセットで刺激すると、よりよいでしょう
中かん(ちゅうかん)
おへそとみぞおちを結ぶ縦線の、ちょうど中間のあたりに位置するツボ。 へそから指を4本そろえて当てたところ。 消化機能アップ、胃腸の調整、おなか全体の張り、胃のつかえ。

ツボとツボを結んだ線を「経絡(けいらく)」と呼び、胃に影響する経絡のことを「胃経(いけい)」といいます。胃経に関係するツボのなかでも重要とされるのが、「中かん(ちゅうかん)」です。軽く押してあげると、胃腸の働きが改善されます

梁丘(りょうきゅう)
「梁丘(りょうきゅう)」は膝の皿の外側で、上端から指3本分上のところにあるツボです。胃が差し込むように痛いときや下痢がひどいときなど、急性期には、梁丘のツボを刺激してみてください。症状の緩和が期待できます。
公孫(こうそん)
足のツボ「公孫(こうそん)」は親指側の側面で、親指の横にある骨の出っ張りから、かかとのほうに指3本分の位置にあります。胃が痛く、しかも下痢もしているようなときには、公孫へのツボ押しを行ってみるとよいでしょう
足三里(あしさんり)

@まずは自分の膝のお皿の一番下を探します。
A次にそのお皿の一番下に、指を4本(人さし指〜小指)並べます。※人さし指〜小指の幅は3寸といわれています。(同身寸法といいます)これで、足三里の高さが決まります。B Aの高さで、スネ(骨)の外側の筋肉の上に取ります。(おおよそ指一本分くらい外側)

【押すときのポイント】
指でゆっくり押す以外に、スネのあたりから足三里まで、下から上にかかとでこするように押すのも効果的
(※足の力が弱い場合には、上から下にこするのでもよい)
内関(ないかん)
  • ツボの位置
  • 手のひらを握ったときに出る2本の腱と腱の間
    手首の関節から指3本分離れたとところ
  • このツボの使い方
  • 心地よい程度に指圧します。