八味地黄丸【第2類医薬品】の特徴
大草
八味地黄丸
1500丸 4,500円 税込4950円 ご注文
大草
八味地黄丸
1500丸
X2個セット
8,550円 税込9405円

特徴

  • 漢方薬「八味地黄丸」(はちみじおうがん)は、中高年の方の体力の衰えや、老化による腰痛、残尿感、夜間頻尿、軽い尿漏れなどによく効きます。
  • 八味地黄丸「オオクサ」及び八味地黄丸(分包)「オオクサ」は8種類の生薬末をハチミツで練り合わせた丸剤で、独特の香味を持ち、大変のみやすくなっています。
  • 高血圧に伴う肩こり、頭重、耳鳴りにも適しています。

効能

体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿でときに口渇があるものの次の諸症:
下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、かゆみ、排尿困難、残尿感、夜間尿、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)、軽い尿漏れ

用法・用量

次の量を食前又は食間に、水またはお湯でかまずに服用してください。
年齢 1回量 1日服用回数
成人( 15 歳以上) 20 丸( 1 包) 3回
7 歳以上15 歳未満 14 丸(約2/3包)
7 歳未満 服用しないでください

成分・分量

成人の1日服用量60丸(3包)中
成分 含量
ジオウ 1600mg
サンシュユ 800mg
サンヤク 800mg
タクシャ 600mg
ブクリョウ 600mg
ボタンピ 600mg
ケイヒ 200mg
ブシ末 200mg
添加物として寒梅粉、ハチミツ、セラックを含有します。
添付文書
八味地黄丸 中医学解説
【効能】 温補腎陽
【適応症】 腎陽虚の代表処方です。腰や膝がだるく力がない・知力減退・動作が緩慢・ふらつき・耳鳴・下半身や四肢の冷え・寒がる・嗜眠傾向・インポテンツ・尿量が少く頻回あるいは尿量過多・排尿に時間がかかる・排尿困難あるいは失禁・夜間多尿・遺尿など。舌質は淡白で湿潤・舌苔は白膩・脈は沈・尺脈が弱。 腎陰陽両虚:上記症状とともに、ほてり・口渇・いらいらなどの陰虚の症候もときにみられるものに使用します。
【類方比較】 六味丸:腎陰虚、虚熱の症状があります。
小建中湯:虚労(倦怠感が著しい)、裏急(腹壁が薄く腹直筋の上の方がつっ張っている)、尿異常なしなどの症状に用います。
桂枝加竜骨牡蠣湯:精力減退、多尿など腎陽虚の症状があります。腹部の動悸があります。尿異常はありません。少腹弦急、(気血不足、虚陽)
【解説】

腎・膀胱の働きが弱まり、水分代謝が悪くなり冷えや排尿異常が出てきます。さらに血液の循環も悪い為に脱力感・皮膚の乾燥・咽の渇きがおきてきます。

山茱萸は、腎・膀胱の働きを良くします。山薬で排尿異常をととのえ腰から下を温めます。

地黄・牡丹皮は、血液の循環を良くし 茯苓・沢瀉は、水分代謝を整えのどの渇きを止めます。附子・桂枝で、体を温め冷えを改善します。

【治療の現場から】

冷えが強いときには、人参湯などを合方します。
食欲不振、元気がない、気力がないなどの気虚の症候、あるいは八味地黄丸を服用して胃腸に負担がかかるときは、六君子湯・補中益気湯・人参湯などを合方します。
浮腫が強ければ、五苓散・苓桂朮甘湯などを合方します。

上腹部に比べ下腹部が軟弱無力の状態(臍下不仁)

腰痛倦怠・下半身が弱い

夜間排尿

※この目標に必ずしもこだわる必要はありません。
【使用上の注意】 熱のある人には使用しません。
【臨床応用】 脳溢血、動脈硬化症、腎性高血圧、腰痛、陰萎、精力減退、夢精、慢性腎炎、萎縮腎、膀胱炎、前立腺肥大、婦人科尿閉、帯下、脚気、腰痛、脚弱、糖尿病、倦怠感、多尿、頻尿、尿利減少、白内障